マンション管理士
FP被り度★☆☆☆☆
FP推奨度★★★☆☆
マンション管理士試験は例年11月下旬に実施されます。
試験範囲などが12月上旬に実施される管理業務主任者試験と重なるため、ダブルライセンスを狙う人も少なくありません。
しかし、その難易度において、マンション管理士は例年合格率が約8パーセントとなっており、管理業務主任者や宅建などと比較しても難易度が高いものとなっています。
マンション管理士は名称独占資格であり、FPと同様にその資格があるからと言って独占的な業務が行えるわけではありません。
そのような資格の性質上、その資格をどうしても必要としている背景が宅建や管理業務主任者ほどないことも難易度の高さにつながっているといえます。
マンション管理士としての資格の価値は、その難しさにあるといえます。
世間では決して知名度は高いとは言えないと思いますが、特定の業界などではその資格試験の難しさが認知されているため、箔をつけることができるかもしれません。
マンション管理士試験は、管理業務主任者有資格者には5問免除という特権を与えています。
このため、管理業務主任者資格を取得してからマンション管理士の対策を本格化するケースも珍しくありません。
受験者も宅建や管理業務主任者などの不動産系資格を持っている人が多く、比較的レベルも高いといえます。
そのなかで上位8パーセント以内に入らないと合格できないのです。